クックパッドのレイオフが話題だ。

クックパッドにレイオフされたエンジニアが“Twitter就活” 求人企業「会いたい」と反応 - ITmedia NEWS

ちなみにレイオフとは整理解雇の一種で、<再雇用を前提とした一時解雇>のことだ。しかし日本では厳しい解雇規制があるため、レイオフは行われていない。

なお、解雇の4要件は以下4つ。

  1. 人員削減の必要性: 人員削減をしなければ企業の存続が危ういなど、合理的な理由があること。
  2. 解雇回避努力義務: 解雇を避けるために会社が最大限努力したかどうか。
  3. 人選の合理性: 誰を解雇対象とするか、その基準が客観的かつ合理的で、差別的・恣意的でないこと。
  4. 手続の妥当性(説明・協議の実施): 労働組合や従業員に対して事前に説明・協議を行い、納得を得るための誠実な努力をしたかどうか。

解雇の要件を満たすのは厳しいので、近年は退職勧奨という手法が使われるようになってきた。

下記の整理が参考になった。

退職勧奨とは、企業が従業員に対して退職してほしい旨を伝え、従業員が自主的に退職するように促す行為です。退職勧奨された従業員は自らの意思で会社を辞めるため、会社都合で行うリストラとは意味が異なります。

ref. リストラの本来の意味をわかりやすく解説!解雇や退職勧奨との違いは? | Indeed (インディード)

退職勧奨を拒否った場合は?

ChatGPT(GPT-4)によると下記の通り。会社によって対応は変わってくる。

退職勧奨はあくまで労働者に対する「勧奨」であり、労働者がそれを受け入れるか否かは自身の自由意志に委ねられています。したがって、労働者が退職勧奨を拒否した場合、基本的にはそのまま働き続けることができます。

ただし、労働者が退職勧奨を拒否した後の会社側の対応は、会社により異なります。一部の企業では、退職勧奨の拒否後に正当な理由に基づいた解雇手続きを行う場合があります。また、他の企業では、労働者が退職勧奨を拒否した後も、改めて改善の機会を与えたり、他の職位への配置転換を検討したりすることもあります。

なお、会社が退職勧奨を強制したり、退職勧奨を拒否した労働者に対して不利な取扱いを行ったりすることは法的に認められていません。不適切な退職勧奨や解雇に直面した場合、労働者は労働基準監督署や労働者の権利を守るための法律事務所に相談することが推奨されます。

Google日本支社の場合

先般のGoogleの場合も退職勧奨であった。

Googleのユニオンも下記の通り呼びかけている。

ダイニーの例

あわせて読みたい