2025-02-23 物理SIM vs eSIM
物理SIMを使っているのだけど、eSIMへの乗り換えを検討した。
きっかけは契約しているIIJmioがギガプラン向けに長期利用特典として「SIM交換・再発行手数料無料」を提供し始めたことから。
以下、Gemini からの回答を引用:
eSIM への交換をご検討されているのですね。物理 SIM から eSIM に変更することのメリットとデメリットについてご説明いたします。
eSIM とは?
まず、eSIM (embedded SIM) について簡単にご説明します。eSIM は、従来の物理的な SIM カードとは異なり、スマートフォンやタブレットなどの端末に内蔵された、組み込み型の SIM です。 契約した通信事業者の情報をダウンロードすることで、SIM カードとして機能します。
物理 SIM から eSIM に変更するメリット
物理 SIM から eSIM に変更することには、主に以下のようなメリットがあります。
- 省スペース:
- eSIM は端末に内蔵されているため、物理的な SIM カードスロットが不要になります。これにより、端末内部のスペースを有効活用でき、より小型化やバッテリー容量の増加などに貢献する可能性があります。
- SIM カードスロットがなくなることで、端末のデザインの自由度も高まります。
- SIMカードの紛失・破損の心配がない:
- 物理 SIM カードのように抜き差しする必要がないため、紛失したり、小さくて破損させてしまう心配がありません。
- 特に海外旅行などで SIM カードを頻繁に交換する方にとっては、SIM カードの管理が楽になります。
- 複数の SIM プロファイルを登録可能:
- eSIM 対応端末では、複数の SIM プロファイルを登録できます。これにより、例えば、仕事用とプライベート用、国内用と海外用など、複数の回線を 1 台の端末で簡単に切り替えて利用できます。
- 旅行や出張などで現地の eSIM サービスを契約する際にも、物理 SIM カードのように抜き差しする必要がなく、オンラインで簡単にプロファイルをダウンロードして利用開始できます。
- オンラインでの契約・切り替えが容易:
- eSIM の契約や通信事業者の切り替えは、オンラインで完結することが多いです。物理 SIM カードのように店舗に行く必要がなく、郵送を待つ時間も不要です。
- 通信事業者のウェブサイトやアプリから、手軽に eSIM の設定を行うことができます。
- デュアル SIM の利用が容易になる:
- 多くの eSIM 対応端末は、eSIM と物理 SIM の両方に対応したデュアル SIM 構成になっています。これにより、例えば、音声通話は物理 SIM、データ通信は eSIM といったように、用途に合わせて 2 つの回線を同時に利用することが容易になります。
- 今までデュアル SIM を諦めていた方も、eSIM の登場によって利用しやすくなったと言えるでしょう。
物理 SIM から eSIM に変更するデメリット
一方で、物理 SIM から eSIM に変更することには、以下のようなデメリットも考えられます。
- 機種変更時の SIM の移行に手間がかかる場合がある:
- 物理 SIM カードであれば、機種変更時に SIM カードを差し替えるだけで済みますが、eSIM の場合は、契約している通信事業者によって移行方法が異なります。
- オンラインでの手続きが必要になったり、QR コードを読み込む必要があったりと、多少の手間がかかる場合があります。
- ただし、最近では多くの通信事業者で eSIM の機種変更手続きが簡略化されてきています。
- 対応機種が限られる:
- eSIM は比較的新しい技術であるため、対応しているスマートフォンやタブレットなどの端末はまだ限られています。
- 特に古い機種や一部の安価な機種では、eSIM に対応していない場合があります。
- お手持ちの機種が eSIM に対応しているか事前に確認が必要です。
- 物理 SIM に比べて、eSIM に対応している通信事業者が少ない場合がある:
- 物理 SIM カードに比べると、eSIM に対応している通信事業者はまだ少ないのが現状です。特に格安 SIM サービスなどでは、eSIM に対応していない場合もあります。
- ご希望の通信事業者が eSIM に対応しているか事前に確認が必要です。
- SIM ロック解除の手続きが物理 SIM と異なる場合がある:
- SIM ロック解除が必要な場合、物理 SIM カードとは異なり、eSIM の場合は通信事業者によって手続きが異なる場合があります。
- 事前に通信事業者に確認するか、ウェブサイトなどで情報を確認する必要があります。
- 緊急時など、SIM カードを物理的に取り外して別の端末で利用することができない:
- 物理 SIM カードであれば、万が一端末が故障した場合などに、SIM カードを取り出して別の端末に差し替えて利用することができます。
- しかし、eSIM は端末に内蔵されているため、物理的に取り外して別の端末で利用することができません。
- 緊急時の対応としては、事前に別の通信手段を確保しておくなどの対策が必要になる場合があります。
まとめ
物理 SIM から eSIM への変更は、省スペース性、利便性、柔軟性 など多くのメリットがある一方で、機種変更時の手間、対応機種・事業者 など、注意すべき点もいくつか存在します。
ご自身の利用状況や端末、契約したい通信事業者の状況などを考慮して、eSIM に変更するかどうかを検討されることをお勧めします。
メリット | デメリット |
---|---|
省スペース | 機種変更時の手間 |
SIMカード紛失・破損の心配なし | 対応機種が限られる |
複数 SIM プロファイル登録可能 | 対応事業者が限られる場合がある |
オンラインでの契約・切り替えが容易 | SIMロック解除の手続きが異なる場合がある |
デュアル SIM 利用が容易になる | 物理的な取り外し・別端末での利用が不可 |