2025-01-11 ROE / ROA
ROE(Return On Equity) と ROA(Return On Assets) について。
ROE(自己資本利益率)とは?計算方法や目安、ROAとの違いを解説
ROEは、英語の「Return On Equity」の略で、会社が資本を効率よく活かし、利益をあげているかを測る数値です。自己資本利益率や株主資本利益率ともいわれます。
ROEは、株主から見ると「その株に投資して、どれだけ利益を効率よく得られるのか」という、収益性や効率性の指標になります
ROEの算出式は下記の通り。
ROE(%)=当期純利益÷自己資本×100
当期純利益が10億円、自己資本が100億円の企業のROEを算出すると、計算式は「10億円÷100億円×100」となり、ROEは10%です。
ROA
ROA(%)=当期純利益÷総資産×100
総資産とは、自己資本と他人資本を合わせたすべての資産です。
- ROEが高くROAが低い場合: 大きな負債を抱えており倒産リスクを持っている可能性がある
- ROEが低くROAが高い場合: 財務レバレッジを活用できていない可能性がある