『LeanとDevOpsの科学』の著者が発表したThe SPACE of Developer Productivity - ACM Queue という論文において紹介されているのが、SPACEフレームワーク。

SPACEの計測カテゴリ

下記の5つのカテゴリに分けて開発生産性を計測する。

  • Satisfaction and well being
  • Performance
  • Activity
  • Communication and collaboration
  • Efficiency and flow

動画

著者自身が解説している動画はこちら。

メトリクス例

exmple metrics

メモ

最近発表された Findy Team+ のチームサーベイ分析の設問は、SPACEフレームワークをベースにしている。

エンジニア組織支援SaaS「Findy Team+」に「チームサーベイ分析β」機能を追加! | ニュース | ファインディ株式会社(Findy Inc)

ただ、論文上だと特定の設問が明確に提示されているわけではない点に注意。

またフレームワークと称してる通り、各々の組織やコンテキストに合わせて測定指標は選定すべきとされており、特定の測定指標が明確に提示されているわけではありません。

生産性はコンテキストに大きく影響されるものであるため、SPACEはあくまでフレームワークであり、最終的な測定指標は自分達の組織やコンテキストに合わせて決めるものである

ref. Four Keysだけじゃない開発者生産性フレームワーク

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