第5回 テストピラミッド ~自動テストの信頼性を中長期的に保つ最適なバランス~ | gihyo.jp

図1は、テストの粒度をユニットテスト、インテグレーションテスト、E2E(end to end)テストの三段階で示しており、テストピラミッドの説明によく用いられます。ユニットテストが最も多く、E2Eテストが最も少ない状態に近づけることで、開発速度と信頼性の高いバランスが得られると言われています。

図1 テストピラミッド

望ましくない比率の例としては、図2のアイスクリームコーン型や、上下に比べ中央がくびれた砂時計型が挙げられます。どちらも上段のテストが多いのが特徴です。なぜそうなるのでしょうか。

図2 アイスクリームコーン型