ワーキングアグリーメント | Agile Studio

ワーキングアグリーメントを作成することでチームメンバー間のお互いの期待を明確にし、価値観を共有することができる。

暗黙の期待ではなく約束事を明示することで、スムーズなコミュニケーションがうまれ、創造性を発揮することができる。つまり心理的安全性を担保する手助けとなる。

特徴

  • ワーキングアグリーメントはチームメンバー全員の合意を得る
  • ワーキングアグリーメントは皆が目に付きやすい場所に掲示する
  • ワーキングアグリーメントは初めに作って終わりではなく定期的に見直す

設定例

実際の設定例。当該記事より引用:

<基本ルール>
・Zoomは原則ビデオONにしよう
・挨拶は元気よく!
・いつも笑顔で
・スケジュールの共有は速やかに
・朝の開始時間は9:30から、金曜日は9:20にはZoomIn&onで雑談
・お昼は11:30から13:00
・17時で作業終了する

<朝会>
・チームの進捗が悪かったら改善策を話し合う〔実際に話し合うのは朝会2次会〕
・ 「・課題・問題・気づいたこと」がない場合でも飛ばさない
・パーキングロットの話し合いは10時までで一旦区切る
・パーキングロットで話し合う内容はチーム全員で相談が必要な場合のみにする

<他>
・議論はPublicな場所で行おう。一部の人しか知らない議論はしないこと
・ユーザーのビジネス価値向上にこだわろう
・体調が悪いときは無理しちゃダメタ
・休憩はこまめにとろう(1時間に1回とか〕
・課題は小さいうちから早めに共有、相談する
・〔30分とか、1ドライバーなやんだら〕しばらく考えて解決できなければヘルプを求
める
・会議前、最低限の準備・事前共有はしておきましょう

<モブワーク>
・ドライバーはちゃんと変わる
・時間を決めてローテーションする
・苦手なことにも果敢にチャレンジしよう

<マインド>
・名指しされなくても積極的に発言しよう
・積極的にリアクションしよう
・気になることは類推で終わらせない。「こんなこと聞いちゃいけない」は無いよ。
・意見に対して否定から入らないようにしよう
・失敗は責める対象ではない
・コードの質は落としてはいけない
・やばいと思ったら緊急会議

ワーキングアグリーメント | Fintan

「価値観の共有」のが目的。

集団がストレスを抱えず、衝突することなく仕事を進めるためには「価値観の共有」が必要です。 「価値観の共有」は、一定のルールを設け、それをみんなが守り続けることが必要です。

自分たち自身がルールづくりにコミットすることで自律性が生まれる。

ルールをリーダーが決めてチームメンバーに守らせるというやり方もありますが、 チームメンバー全員でルールを作るようにしてください。 「自分たちで作って、自分たちで守る」ことにより自律したチームとなる一歩となります。