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IT人材が不足する中、レガシーシステムの保守・運用にIT・ソフトウエア人材を割かれており、貴重な「IT人材資源」の“浪費”につながっている

約7割の企業が、レガシーシステムがDXの足かせと感じている

④ レガシーシステム刷新

ITシステムを長期間運用している場合、機能の追加・改修の繰り返しにより以下のような課題を抱 える場合がある。

  • 技術面で著しく老朽化している
  • ブラックボックス化している
  • 肥大化・複雑化している

上記のような「レガシーシステム」は、古い技術を扱える人材の補充が困難、構造が不明で改修や機能追加が困難、運用保守コストが増大などの問題が生じる。DXの足かせになることも懸念されるため、 移行の対応を検討していくことが望ましい。

④ レガシーシステム刷新の進め方

レガシーシステムの刷新においては、まず、現状のITシステムを分析し、機能ごとに以下の四つの観 点で評価することが、出発点となる。

  • (a):頻繁に変更が発生する機能は再構築
  • (b):変更されたり、新たに必要な機能は適宜追加
  • (c):肥大化したシステムの中に不要な機能があれば廃棄
  • (d):あまり更新が発生しない機能は現状維持

技術的負債