GPLの歴史

  • 1991年: GPL v2
  • 2007年: GPL v3

GPL v3.0 は GPL v2.0 をベースに作成されていますが、GPL v3.0 は、著作物に対し、著作権者やライセンス受諾者の権利、ライセンス許諾者が与える権利、法的権利の制限(DRM、特許の利用、他者を差別するような特許ライセンスの排除)に関する基本理念を GPL v2.0 より明文化していることが特徴です。

正しく知れば怖くない GPL ライセンスの特徴 | yamory Blog

サーバーサイドのコードベースへのGPL適応について

Webサービスの開発においてGPLライセンスのOSSを利用した場合どうなるのか?

GPLのライブラリをサーバサイドで使う場合、ソースコード公開義務はないという解釈が一般的です。

「サーバサイドで使えばプログラムの頒布じゃないからソースコード公開しなくていいじゃん!」という解釈のもと、ウェブサービスではGPLものが結構使われています。

どういうことかというと、ウェブサービスはプログラムの出力結果の頒布であって、プログラムの頒布ではないのでソースコードの公開義務はないという解釈です。 GCCでコンパイルされたバイナリを頒布してもソース公開義務がないのと同じ解釈です。

欅樹雑記: GPLのソフトウェアをサーバサイドで使う場合の著作権表示について

なるほど、ウェブサービス自体はプログラムの頒布には当たらないのでソースコード公開義務はないわけだ。