GPLv3

IPA から出されている以下の文書が GPLv3 (GNU General Public License version 3) を理解するのに役立つ。

GNU GPL v3 解説書:IPA 独立行政法人 情報処理推進機構

GPL はフリーソフトウェア運動を具現化するために考案されたライセンスであり、GPL のもとで配付されたソフトウェアが何者かに独占されることを排除し、誰でも「自由に」使用できるようにすることを目的としている。すなわち、通常のソフトウェアライセンスは著作権を許諾する条件として、ユーザによる複製や改変、リバースエンジニアリング等の制限を課しているが、GPL は、著作権を許諾する条件として、通常のライセンスとは逆に、ソースコードを開示することや他者の改変の自由を認めること(コピーレフト)を条件としており、これによりソフトウェアが私物化(proprietary)されることを防止するように作られている。